ロングテール(long tail)とは小さなニッチ市場
ロングテール(long tail)とは、小さなニッチ市場も数多く集まれば既存の巨大市場に勝ることにもなるという、インターネットの登場により意識されたマーケティング理論。
ロングテールの象徴としては検索が挙げられる。一番顕著な例としては「セブンイレブン」という検索語に対して、「セブンイレブン」という言葉が一番多く検索されるが、それ以外に「セブンイレブン 場所」「セブンイレブン アイス」「セブンイレブン 給与」など消費者の関心がある語句がしっぽのように連なっていく。
マーケティング活動をする上で、マスマーケティングではトヨタのカローラといった車種名とそのビジュアルをより多くの人に認知されることを期待しテレビCMなどを行う。
しかし、インターネットの登場により実際はトヨタのカローラという情報をTVCMで受け取る以外にトヨタのホームページに訪れる人、人の紹介で購入検討する人などロングテールの中に様々な行動があるためそれを無視せずマーケティング施策を行う必要がある。
(この用語は2005年9月に掲載した記事を加筆修正したものです)
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