リマインダー (reminder) とは忘れないようにする意味
リマインダー (reminder) とは、予定や必要なことを忘れないようにするという意味です。
直訳すると“備忘”“念押し”となり、リマインダーのためにはスマホのアラームをはじめ、さまざまなアプリやサービスが身近にあります。
広告では目的や内容によって3種類の広告タイプ(型)に分けられます。
- リマインダー型広告
- 情報提供型広告
- 説得型広告
リマインダー型広告
リマインダー型広告とは、備忘の広告、商品や企業を忘れさせないために行う広告のこと。
商品の認知度が安定してきた成熟期に行うと効果が見込める広告手法です。
事例として、通販サイトで閲覧したことのある商品の情報を、ほかのページを閲覧している時にバナー広告として表示するなど。
目的が商品名や企業名を思い出してもらうこと、覚えてもらうことなので、具体的な商品説明はない広告も多く、場合によっては商品画像が大きく表示されるだけというケースも。
メリットとしては、リマインド(リマインダー)広告の効果で、一度は購入を見送った商品を再度検討することがあります。
また無意識下で企業名を覚えるため、関連商品を探す際に同社の製品が候補に挙がるようにもなるのです。
反対にリマインダー広告のデメリットはそれほどありません。
なぜなら顧客候補者が元々興味をもっていた商品などが表示されるため、不快感を与えることが少ないからです。
ただ、すでに購入した商品が繰り返し表示されるというケースは避けられないでしょう。
情報提供型広告
情報提供型広告とは、製品やサービスの便利さを知ってもらうためのものです。
主に新しい製品を開発したり、サービスを始めたりするときに有効な広告で、製品の特徴や使用方法、価格など押し出したい部分を強調することが多いです。
インパクトのある広告を打ち出すことができれば、リマインダー型広告と同じように、顧客候補者に商品の名前や存在を覚えさせることができます。
説得型広告
説得型広告とは、商品やサービスがどれほど優れているのかを周知するために行うものです。
そのため、商品やサービスはある程度知られていることが前提であり、主に同業他社や類似製品との差別化を目的とする場合が多いです。
「この製品のほうが○○よりも優れている」と説得し、顧客候補者納得させれば、購入に繋げられることも。
説得型広告を行う際には、商品やサービスの優れているポイントをどれだけ強く打ち出せるかが成功の鍵となります。
広告を行う際には、その商品やサービスに最適な必要な宣伝方法を選ばなくてはなりません。
コカ・コーラのCMで、新規発売時の広告が攻撃的なものであることに対し、リマインダー型広告は防衛的でした。
その商品は現状新製品なのか、それとも覚えてもらいたいのか、もしくはすでにどこかと競合中なのかを把握した上でより効果的な広告を行いましょう。
(このページは2014年に掲載した記事を2015年と2021年7月に加筆修正更新したものです)
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